就活生の皆さんは「福祉施設で働くこと」にどんなイメージを持っていますか?ここでは横浜市に拠点を置く「ル・プリ」の新入社員の皆さんに、福祉施設で働く魅力を語っていただきました。
画像引用元:社会福祉法人ル・プリ(https://le-pli.jp/)
「ル・プリ」は、人と人とのつながりを大切にした対人援助やウェルビーイングの実現に取り組む社会福祉法人です。職員が1 つの大きなチームとなって障害を持つ目の前の方と向き合い、安心できる生活の場を提供しています。横浜市内10 区で展開する知的障害の方の障害者支援施設では、利用者さんが社会活動に参加しやすいよう、地域コミュニティに根ざした自立支援援助なども積極的に行っています。
画像引用元:社会福祉法人ル・プリ(https://le-pli.jp/)
社会福祉法人ル・プリが運営する、横浜市旭区の「くるみ学園」で働く新卒入社のかどもりみささん、駒井泰平さん、達川梨乃さん、山岡柚子菜さんの4人にお話を伺いました。
達川梨乃さん
2022年4月入社
「ル・プリ」は横浜の大きな法人で、さまざまな仕事ができると思ったのが入社の決め手です。ゼロからのスタートだったので、まずは慣れることをがんばろうと思っていました。
山岡柚子菜さん
2022年4月入社
大きな法人で、高齢者や障害者、子どもなどさまざまな利用者さんと関われることや、行事などで利用者さんとさまざまな経験ができると思ったのが入社の理由です。
門守未紗さん
2022年4月入社
くるみ学園での実習が縁でアルバイトをしていましたが、スタッフの皆さんがあたたかく、安心して働けると思いました。奨学金返済制度も魅力的で、給与面も重視して入社を決めました。
駒井泰平さん
2023年4月入社
入社の決め手は「異動しやすい」という情報があったからです。いろいろなことを学びたいと思っていたため入社を決めました。配属が決まったときは、自分に夜勤ができるのか不安でいっぱいでした。
入所されている利用者さんの生活において、入浴や食事等の介助、買い物や趣味の同行などが主な仕事です。
入所施設で、入浴や食事介助など日々の支援を行っています。利用者さんの日用品購入や通院、支援プランの作成、休日の余暇活動の起案、行事の計画なども担当します。
日々、利用者さんの生活を支援しています。現在は、グループホームに向けた日帰り旅行の担当に立候補し、アドバイスをもらいながらがんばって企画しています。
グループホームで利用者さんの日々の生活を支援しています。入浴や排泄の見守り・補助、朝食づくり、食事メニューの作成などが主な仕事です。時には通院に同行し、利用者さんの体調面に気を配りながらサポートします。
「報連相を徹底すること」「利用者さんの意思を汲み取ること」「適度な距離感を保つこと」
同じ障害でも一人ひとり個性があるので、それぞれの特徴をよく見ることが大切だと思います。障害のある方でも年上が多いので、人生の先輩として敬う気持ちを忘れないようにしています。
「嫌だなと思ったときは精神統一」「利用者さんのことを常に考える、探求する」「利用者さんの考え方や気持ちを受容する」
「利用者さんの立場に立つ」「職員との連携」「些細なことにも意識を向ける」
たくさんお酒を飲みます。
好きな物を食べたり、SNSを見たりします。
退勤後は身体よりも心が疲れ切っていることが多いため、自分が好きなことをするよう心がけています。車の運転が好きなので、よく遠くまでドライブします。
すごく眠たいので寝ています。元気があれば見たい映画を見ます。
①日帰り旅行:利用者さん全員と遠出するのは初めてで大変でした。②納め会:利用者さん全員とコース料理を食べるのは初めてでした。③秋季行事:入職してすぐの行事だったので印象に残っています。
①新入社員が必ず通る「支援拒否」:最初は心が折れそうになりましたが、だんだん信頼関係が築いていけるとわかったときは嬉しかったです。②利用者さんとの外出:いつもと違う場所で利用者さんと楽しめます。③日帰り旅行:大人数で遠出するのは大変ですが、とても楽しい思い出がつくれます。
コロナ禍だったため、特別なイベントは特にありませんでした。
①利用者さんとの話し合いの場:利用者さんに良い方向に向かうように、何日も話し合いをしたことが忘れられません。②同期との食事会:同期とだらだらと喋るのもストレス発散になったと思います。③利用者さんとの外出:利用者さんが危険な目に合わないように何ができるだろうとドキドキしました。
無視されたり暴言を吐かれたりしていた利用者さんと、楽しく買い物をしたり話せるようになったりしたことが嬉しかったです。
利用者さんに「ありがとう」といわれると嬉しく、自分の考えた支援で利用者さんの変化が見られると面白く、やりがいを感じます。
体調を崩して欠勤した翌日、出勤すると利用者さんから「いつもがんばっているよね」「いつもありがとう」「いなくて寂しかった」などのお手紙をもらい、一生懸命利用者さんと向き合ってきてよかったと思えて嬉しかったです。
スタッフに意見を聞くと、利用者さんの関わりに正解なんてないんだと改めて気づかされます。支援の方向性は決めることはあっても、それを正解だと思わず、他のパターンもあることを理解して支援していく必要があると考えました。
とにかく「やりがいしかない」仕事です。「ル・プリ」では学びの機会が多いので、さまざまな業種に興味がわくと思います。そのときに法人内で異動もできるので、多くの現場でいろいろな力を身につけることもできると思います。
最初は大変ですが、利用者さんと信頼関係が築けると楽しくお話ができて、やりがいを感じます。「ル・プリ」は困ったときに先輩がすぐに助けてくれて、何でも相談できて、楽しく仕事ができる環境です。
障害を抱える方たちと関わるのは、嬉しいことだけでなく嫌なことがたくさん待ち受けていると思います。でも、利用者さんと向き合えば向き合うほど心を開いてくれたり、自分のがんばりを認めてくれたりと、やりがいも多くあります。ぜひ挑戦してみてください。
支援が上手くいくことはなかなかないと思います。それでも利用者さんのことを思い、支援の方法を考えることは必ずどこかで役に立つと思います。何よりその支援が上手く形になったときは、自分が利用者さんにとって必要な存在だと実感することができます。
所在地 | 神奈川県横浜市旭区金が谷550 |
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電話番号 | 045-951-1711 |
URL | https://le-pli.jp/facility/kurumigakuen-seijin/ |
社会福祉法人ル・プリが運営する、横浜市旭区の「ホルツハウゼ」で働く新卒入社の田中航平さんにお話を伺いました。
田中航平さん
2022年4月入社
法人内に多くのサービス形態や部署があることに魅力を感じて入社を決めました。研修期間は担当スタッフが時には厳しく、時には優しく指導してくれて、そのおかげで今は自分で考えて動くことができるようになったと思います。
知的障害者入所施設で、利用者さんの生活支援を担当しています。具体的には食事の提供や介助、服薬の実施、入浴の見守りや洗髪・洗体の介助、夜間の見守りなどです。休日には外出を計画し、利用者さんと一緒に出かけたりしています。
「利用者さんの現状をできる限り正確に把握すること」「スタッフとの情報共有や引き継ぎを欠かさず行うこと」「利用者さんの変化や違いに気づくこと」
なるべく徒歩で帰るようにしています。帰宅後は本を読んだりアニメを観たりと、趣味の時間に費やしています。
①日帰り旅行:施設全体で移動し、利用者さんと一緒に動物と触れあったりテーマパークを回ったり、とてもいい経験になりました。②当直業務:昼間より緊張感が高まり、毎回ドキドキしながら仕事をしています。③通院同行:自分の家族以外の通院に同行するという経験はなかなかないので、とても印象的な業務だと感じています。
嬉しかったのは、利用者さんが自分のことを認識していろいろな反応をしてくれているのを実感できるようになったことです。こちらからの働きかけに笑顔を見せてくれると、こちらも嬉しく感じます。
自分のペースで学びながら、優しい先輩たちの指導を受けながら楽しく働けます。利用者さんたちも同じ人間同士なので、考えたり感じたりすることはきっとそこまで違いはありません。きっと利用者さんたちのことを身近に感じることができると思います。
所在地 | 神奈川県横浜市旭区金が谷550 |
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電話番号 | 045-951-1711 |
URL | https://le-pli.jp/facility/holtzhause/ |
2024年6月時点の情報です。最新情報は公式HPをご確認ください。
参照元:ル・プリ採用公式HP(https://le-pli.jp/recruit/works/impediment/)
※1ヵ月単位の変形労働制時間制(週平均40時間以内)
横浜市の福祉業界へ就職を考えている新卒就活生のためのメディア「ラ・レトル」は、現職社員の声を集めた就職者向けポータルサイト「VOiCE」を運営するZenken株式会社が制作・運用しています。「福祉」という、クリエイティブで奥深い業界の魅力をぜひ知ってもらえることを願います。